竹虎さんのインスタグラム写真 - (竹虎Instagram)「塩取り籠という、昔から使われて来たものの一般的には聞きなれない籠があります。これは円錐形をした網代編みの竹籠で、使用時には尖った先端部分の方を下にします。「塩取り」と言うくらいですから塩作りに関係した籠だとお分かりいただけるかと思いますが、海水を完全に煮詰める前の苦汁液が残っている時に、この吊り下げた塩取り籠に入れて苦汁を取り除いていくのです。お客様のお問い合わせがあって、この塩取り籠をそのまま小さくしたような竹製コーヒードリッパーを製作してみる事にしたのです。蓬莱竹を使って網代編みされた塩取り籠タイプを試作しているうちに、虎竹茶漉しを編んでいる職人が更に完成度の高い虎竹ドリッパーを作りました。昔ながらの塩取り籠の印象が強くて頭から離れなかったかのですが、前々から静かな人気のある虎竹茶漉しをコーヒー用すれば良かったのでした。はじめて飲む、虎竹コーヒー…うん、旨い。塩取り籠は見なくなりましたが、形を変えて今に生きつづけていく竹細工の逞しさの味ぜよ。 #竹虎 #虎斑竹専門店竹虎 #竹製品 #竹細工 #竹工芸 #竹 #bamboo #塩籠 #TAKETORA #籠 #コーヒードリッパー」4月22日 15時45分