大草直子さんの新刊スタイルブックです。今日は曇天だけど、ページをめくるとパーっと日が射してくるかのような。 ・ 大草さんのスタイルには、いつも風が吹いている、と感じます。干し草と氷河の匂いをはらんだ香ばしい風です。 ・ もちろんそのセオリーは素晴らしく、かつ面白い。男前であったり(=デニムは主役と脇役一本ずつあればいい、とか)、艶っぽかったり(=黒は素材と口紅で着る、などなど)、こっくり頷いてしまうものばかりです。でも、一番素敵なのは、大草さんが心からおしゃれを愛して、ハッピーな気持ちで服を着ているということが、ページの隅々にまで息づいていること。まさに、真似したいのは、するべきなのはここで、袖を何回巻き上げるか、よりもその精神をいつまでも(還暦になってもだよ)忘れたくない、と思うのです。なぜなら、好きなものを身につけて幸せでいることが、周りもハッピーにすることだから。人生が重みを増してくる40代から先に、これは大切なことだと感じます。 ・ 風が似合うひとは、風を真正面から受け止めるひとでもある。爽やかな風も、時に木枯らしとなることもあり、けれどそれを避けず逃げず生きてきたひとには、奥深い美しさが宿ります。風に揺れる森の陰影のように。254点ものスナップが語る、ひとりの女のひとが真摯に、嘘なく歩んだ10年の軌跡。ファッションを通して感じられるその時間を、眩しく、尊く思いながら眺めています。 #大草直子のstylingandidea

mitsuno.momoさん(@mitsuno.momo)が投稿した動画 -

光野桃のインスタグラム(mitsuno.momo) - 4月5日 09時37分


大草直子さんの新刊スタイルブックです。今日は曇天だけど、ページをめくるとパーっと日が射してくるかのような。

大草さんのスタイルには、いつも風が吹いている、と感じます。干し草と氷河の匂いをはらんだ香ばしい風です。

もちろんそのセオリーは素晴らしく、かつ面白い。男前であったり(=デニムは主役と脇役一本ずつあればいい、とか)、艶っぽかったり(=黒は素材と口紅で着る、などなど)、こっくり頷いてしまうものばかりです。でも、一番素敵なのは、大草さんが心からおしゃれを愛して、ハッピーな気持ちで服を着ているということが、ページの隅々にまで息づいていること。まさに、真似したいのは、するべきなのはここで、袖を何回巻き上げるか、よりもその精神をいつまでも(還暦になってもだよ)忘れたくない、と思うのです。なぜなら、好きなものを身につけて幸せでいることが、周りもハッピーにすることだから。人生が重みを増してくる40代から先に、これは大切なことだと感じます。

風が似合うひとは、風を真正面から受け止めるひとでもある。爽やかな風も、時に木枯らしとなることもあり、けれどそれを避けず逃げず生きてきたひとには、奥深い美しさが宿ります。風に揺れる森の陰影のように。254点ものスナップが語る、ひとりの女のひとが真摯に、嘘なく歩んだ10年の軌跡。ファッションを通して感じられるその時間を、眩しく、尊く思いながら眺めています。
#大草直子のstylingandidea


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2018/4/5

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