コムアイのインスタグラム(kom_i_jp) - 1月30日 02時47分

目が、冴えて、冴えて、一緒になって生きることを万歳していたら、きづくと戦争の絶望の穴のなか、あっというまの三時間?

観たけど紹介したくない邦画がしょっちゅうあって、ほんとは大声で最悪ー！とか言いたいけど最近は我慢するようになった。なにが腹立つって、だいたいいつも一緒なんだけど、画と音の悦びを忘れているやつ。リアルを追求するとか言ってなんのためのリアルなんだそのダサい服、メイク、気の抜けたライティング！たいてい役者がよくて映画がつまらないとおもう。この花筐は、撮っている時はさぞかし不安だったろうなとおもうけど、ほとんど実景無しのド派手な編集、とんでもない色彩、歪んだパース、デフォルメされた芝居、でも作りたい、これなんだ、誰がなんと言おうと、説明する前に、絶対これなんだ、好きなんだ、という強さがある邦画を久しぶりに観た。クリントイーストウッドもだけど、80代…彼らは死を通り越してしまったようだ。

花筐(HANAGATAMI)
80 years old film director released completely insane 3hrs movie. It's about kids under WWII, but not about death but alive, alive, alive.
Nobuhiko Obayashi.

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