加藤るみのインスタグラム(rumicinema) - 1月17日 18時46分
『ビッグ・シック ぼくたちの大いなるめざめ』試写。
ついに、アカデミー賞候補作品が話題になる季節になってきましたね。
さてさて、今回紹介する作品は"本年度アカデミー賞有力!?"とも言われている作品です。
アカデミー賞有力とかどうとか関係なく、めちゃくちゃ素晴らしいロマンティックコメディだったので…公開に向けてゴリゴリに推していきたいと思います?
ロマコメといいつつも、しっかりとしたヒューマンドラマ!
国際結婚、移民家族…クロスカルチャーを根っこに広がる、感動の実話です。
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パキスタン生まれのコメディアンクメイルがシカゴの大学院に通うエミリーに恋をする。
けれど、クメイルの両親は厳格なイスラム教徒。
パキスタン人とのお見合い婚しか認めない…。
もし、白人女性と結婚をすることになったら親戚中から縁を切られてしまうのだ。
そんな家庭の事情がエミリーにバレて破局…。
それから、エミリーは昏睡状態になってしまった。
数々のトラブルを抱える、2人の未来は一体どうなるのか…!?
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まず、この作品が実話ということがドラマティック!!!
クメイルとエミリー本人が共同で脚本を書き起こし、なんとクメイルは主役として出演もしています。
もし、愛する人が昏睡状態になってしまったら…。考えただけでも悪夢です。
クメイルの職業はコメディアン。
人を笑わせること。
彼女が昏睡状態の中、コメディアンとしてステージに立つのですが…そこにはステージに立つものの宿命が全てあった。
かつて、ステージに立っていた私の心にもずっしりと響きました。
どんなことがあろうがステージに立つということは来てくれた人を楽しませなければならない。
自分の私情なんて関係ないんですよね。
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この作品の主人公クメイルは彼女が昏睡状態になっても真意に愛することを諦めなかった。
一旦は彼女と離れたクメイルですが、彼女が自分にとってどれだけ大切な存在なのか気づきはじめるのです。
病院で彼女の両親に嫌な態度をとられても、両親の気持ちと同様に彼女との日々を待っていたのです。
最初は嫌悪感を抱いていた彼女の両親もやがてクメイルに心を開き、3人に暖かな絆が芽生える。
昏睡状態という深刻な状態から、暖かくも優しいユーモアが生まれていく。
真っ直ぐな愛は周りの人の心を動かす。
観た後にこんなにも幸福感を得られる映画は久しぶりでした。
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そして、
エミリー役のゾーイ・カザンのコロコロ変わる表情が可愛すぎ。
ゾーイが気になった方は、
私の永遠のベストムービー『ルビー・スパークス』もオススメです。
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2/23より、全国公開です。
ぜひ、劇場にてご覧ください。
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2018/1/17