ムラカミカイエのインスタグラム(kaie_murakami) - 12月4日 16時53分

15年ぶりの「TRESOR（トレゾア）」
90年代前半からテクノミュージックの聖地として君臨してきた老舗クラブで、レーベルも運営しています。

素晴らしいなあ、と思ったのは、約20年前にリリースされたレーベルリスト100番以内にラインナップされている当時のアーティスト達がいまだにメインでプレイしていること。長い年月を経て積み上げながらブランド化していくのがドイツ式ですね。

以前あったポツダムプラッツの銀行の地下金庫室だった場所から、写真にあるmitteの東側に位置する発電所として使われていた巨大なvenueに移って、いまやベルリンのナイトライフと観光を支える中心的な企業に成長していました。＊この成功でオーナーのDimitri Hagemannは、ベルリン市街区開発について行政に口出しできるほどの影響力をもつほどになっているようです。ベルリンのリベラルさには驚かされることばかり！

足を運んだ土曜の夜、二階にあるBATTERYのラウンジスペースに年配の夫婦（推定65歳くらい？）が座りながら、Federico Mollinariのミニマルテクノに目を瞑り聴き入っていた姿が印象的でした。

こんな光景からも、前日に行った「BERGHAIN（ベルクハイン）」（同じベルリンにあり、サウンド、DJ、フルジェンダーミックスな客層など全てにおいて徹底したクオリティとプライヴァシーコントロールを設けることで、長年"世界最高のクラブ"の称号を欲しいままにしている。ベルリンフィルをも凌駕するブランド力を有する、唯一無二のクラブ。）とは、決定的に異なる性格をもっていることがよくわかります。

にしても、ベルリンの勢いは止まらない。

#tresor #nightlife #berlin

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