山中崇史のインスタグラム(yamanaka_takac) - 11月21日 19時21分

彼の名は犬飼淳治。
1995年から同じ釜の飯を食うことになる、同期の劇団員だ。
入団当初はその風貌から「北海のマイクタイソン」と恐れられかなり尖っていた。素肌に革ジャンで現れたり、真冬でも靴下を履かず雪駄で過ごすという変わり者、ガムは決して吐き捨てず飲み込むという別の意味でヤバイ感じの男だった。しかし実際に接してみると心根の優しいホクホクのじゃがいもの様な男で、そのギャップが良かったのか先輩からは面白がられ後輩からは慕われていく。
この写真は犬飼氏が相棒 season4 第7話『波紋』に出演した時に使われたもの。当時彼は同棲していた女性に家を追い出され、私宅に居候していたのだ。麻薬の売人役で見るからに怖い。伊丹刑事役の川原和久さんもこの時の犬飼氏の芝居を「本物かと思った」と絶賛していた。舞台以外の仕事が一緒に出来て嬉しいなと自宅で乾杯したりもした。撮影も同じ出演シーンがあったのでその日が楽しみだったのだけれど、流石に一緒に現場入りするのは恥ずかしかったので、その日は時間をずらし「行ってきます」と家を出て、現場で「おはようございます」と挨拶するという不思議な日もあった。
入団から今年で22年。
初舞台は布切れ一枚を腰に巻くだけの衣裳で役名も無くこっそり付けた役名が「脱糞」だったり、ここでは書ききれない程のエピソードを持つ犬飼氏が様々な経験と技術を身につけ遂に❗️満を痔して皆様にお贈りする扉座「初主演」公演
『江戸のマハラジャ』
今週土曜日から先ずは厚木市文化会館小ホールにて開幕致します。
どうぞ皆様、エンターテイナー犬飼淳治くんを目撃して下さい。インド人もビックリです‼️
お待ちしております。

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