奥浜レイラのインスタグラム(laylaokuhama) - 10月16日 14時10分
ヘドウィグの生みの親、ジョン・キャメロン・ミッチェルが主演した『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』東京の最終公演。感無量。
ちょっと長くなります。
高校生のとき、映画の情報誌でヘドウィグを見つけて何でか強く惹かれ、1人で渋谷のシネマライズに行きました。私の住んでいた辻堂は隣駅に行けばシネコンがあるし、貧乏学生が渋谷まで高い交通費をかけて映画を観に行くというのは少しエネルギーが必要なこと。でも、行かなくちゃって思ったんですね。
その直感に従ってよかった。私はヘドウィグに夢中になりました。バイト代でサントラを買って、妹と聴いて歌って、そこからグラムロック、ロックンロールをさらに掘ったり映画をもっと好きになり、ジェンダーについて考える出発点になった。
大袈裟だけど、あの時ヘドウィグを選ばなかったら人生ちょっと変わってたかも。
そんなわけで、ジョン・キャメロン・ミッチェル監督に動かされたかつて少女だった私が、歳を重ねてやっとご本人がヘドウィグを演じる姿を観られた感動もありつつ、それ以上にジョンの歌声がヘドウィグの痛みそのもので、ひとたび歌い始めると心にダイレクトに迫ってくる感覚があって、恥ずかしながらショーの最中泣き通し。
幸福やらいろいろな感情がない交ぜになった1時間半。
この気持ちをなんと表現しようか、まだ探しています。
#hedwig #hedwigandtheangryinch
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2017/10/16