三島想平のインスタグラム(sohei_mishima) - 10月15日 04時23分

もしかしたらもっと若い時にただの通過点としてこの場所を通っていたらこんな気持ちにはなれなかったかも知れないので、俺たちはきっとラッキーなのだ。

雨の日比谷野外大音楽堂はよく滑り、大変足元が気になった。止んでくるとそれはそれで物足りなくなった。体感的にリハーサルより飯田の声が小さく聴こえ、久野のスネアの音が大きく聞こえた。雨音は気にならなかった。照明の逆光であまり客席がずっとはっきり見えることは無かったが、たまに見えるその顔はとても素敵だった。
昔の曲をやる度に、久しぶりに、その曲を作った時のことを思い返したりしていた。特に10代の時に作った曲は、なんでこんな歌詞書いたんだとか変な感情を覚え、苦笑いをしたりしてしまったり。

俺たちは大して大きな存在ではないから、昨日はただの通過点ではない。
とても大きなターニングポイントだった。
ああいう喜びがたまにないと、続けてられない。
ただ、あんな喜びがたまにあるなら、やめられない。

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