藤村大介のインスタグラム(d.fujimura) - 10月14日 17時10分

戦力外通告を受けてから一週間、たくさんの方々から「現役続行して」「まだできる」などの暖かい声を頂きましたが、悩み、考えた末に私は現役を引退する決断を致しました。
自分でもまだできると思うし、体の衰えも感じていないので現役続行を視野にトライアウトを受けることも最初は考えました。
僕は生まれた時からジャイアンツファンの家庭で育ち、子どもの頃はジャイアンツの帽子を被って遊びに行っていました。
小学生の時の作文に、将来の夢として「ジャイアンツにドラフト一位で入団し、ホームラン王と盗塁王を獲る」と書きました。
結果、一軍ではホームランを打つことはできませんでしたが、たくさんの人の支えもあり、ここまで子どもの頃の夢を叶えられた僕は本当に幸せ者だと思います。
なので、トライアウトを受けた所で新たなチームでプレーできるかはわかりませんが、生まれてから28年間ファンであるジャイアンツのユニフォームを脱いで、違うチームでプレーする自分の姿を想像することがどうしてもできませんでした。
これが僕が引退を決断した一番の理由です。

これからは球団スタッフとしてジャイアンツでお世話になることになります。
今後はグラウンドで選手としてプレーすることはなくなりますが、僕も選手とファンの皆様と共にジャイアンツのV奪回に向けて戦って行くつもりです。
僕がどんな状況でもサポートして下さった球団関係者の皆様、応援して下さったファンの皆様、本当にありがとうございました。 最終的にファンの皆様の期待に応える活躍ができずに選手生活を終える事だけは申し訳なく思いますが10年間がむしゃらに、一生懸命戦ったので僕の中では悔いはありません。
本当に色々な方に支えられてジャイアンツで10年間プレーすることができました。
一人一人に感謝の気持ちを伝えたいのですがこのような形で皆様にご報告させて頂く事をお許し下さい。
10年間本当にありがとうございました！
重ねてこれからも宜しくお願い致します！！！

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