川上未映子のインスタグラム(kawakami_mieko) - 9月30日 11時46分

早坂類さんの短歌。心配の何もかも置いて上京してきて、何も知らない東京、不安のなかでそれでもなにかが起きあがり広がっていこうとするとき、聖橋からいつも、なんでもない、でも、そのときわたしのすべてといえるようなものを眺めていた。聖橋、とくべつな場所だった。この歌に出会ったときのおどろき、世界には無数の人がいて、自分もそのひとりで、孤独ではなくて、でもそこから照射される振り払えない孤独についてなど。大切な歌です。再録することができて本当にうれしい。
#早坂類#風の吹く日にベランダにいる#黄金の虎

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