村上純のインスタグラム(murakami_jung) - 8月12日 15時36分

せきしろさん著「1990年、何もないと思っていた私にハガキがあった」読了。
高校生の頃、休み時間になると自分のクラスでは飽き足らず他のクラスの扉を勢いよく開け意気揚々と他生徒に話しかけにいくみたいな図太い神経の持ち主であった僕は、せきしろさんみたいに繊細でセンスのある同級生が息を潜めて僕の気づかぬ遠くの方から目を光らせているんじゃないかと、「明るくて声がデカいだけだろ」と心の中で呟かれてるんじゃないかと、脳の端っこは僕の目には捉えられないその方向に意識が働いていた気がします。
そんな思春期を思い出しました。
変なタイムスリップが出来て、届かなかった脳の痒いところを掻いてもらった気分です。
せきしろさんが北上さんと教室の隅で企んでいた18歳の丁度あの時、僕は栗島小学校の2年3組で担任の木暮先生に「純、5分でいいから静かにできない！？」と言われていたんだと思います。

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