黒柳徹子のインスタグラム(tetsukokuroyanagi) - 5月18日 22時20分
この3日間で、カチン州ミッチーナの国内避難民キャンプや学校、医療機関などを、訪問しました。
ミャンマーは、民主化されたとはいえ、経済的にはまだまだです。
民族同士の争いがあったり、家を焼かれて追われた家族、父親が殺されて逃げて来たという少女など、たくさんの子ども達と、お話ししました。
約10万人がいる国内避難民キャンプには、明日への希望を持てない人たちが、暮らしています。
自由の国、「日本」。
みんなが、勉強出来る。
なんて素晴らしいんでしょう。
ここでは 、たとえ学校へ行かれても、「家の仕事を手伝ったり」、「小さい弟や妹の面倒をみなくてはならない」、そういう問題で、学校を途中で、辞めなくてはならない子どもも、多いいそうです。
アジアの中では、ミャンマーは発展している国とは聞いていましたが、やはり国の中で紛争があると、「こんな風になってしまうのだなぁ」と、つくづく思いました。
地雷も、まだ、あちこちに残っていて、足を負傷した少年にも会いました。
また、15〜16歳で、少年兵にされた少年にも会いました。
銃を持たされ、命令で仕方なく撃ったそうですが、今は、もう、こりごりだと言っていました。
そういった、少年少女達の心を思うと、身の毛のよだつ恐ろしい気持ちがします。
ここミッチーナに、そしてミャンマー全体に、本当の平和が来るように、心から祈っています。
今の日本は、「なんでも喋れる」「なんでも出来る」。
私たちは、なんて幸せなんだろうと、改めて実感します。
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2017/5/18
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