事実は小説より奇なりというような話。 昼前、僕がNGK近くを歩いていたら後輩のドーナッツピーナツのピーナツくんが、自転車でこけたであろう50代くらいの女性(以下 おばさん)を介抱していた。 僕もそこに近寄り「大丈夫ですか?」と声をかけた。 ふと気がつくと若い可愛い感じの女性も寄ってきて一緒に様子を見ていた。 「大丈夫です、すいません、ありがとうございます」と言うも、かなり腰を打ってたみたいでよろけながら歩くおばさん。 「座って休んだら?」と皆が勧めるも「大丈夫です!大丈夫です!」と言う。 そこに太った大柄な男性が寄ってきて「大丈夫ですか?救急車とか呼んだ方がいいんじゃない?」と言ってまたどこかに行った。 おばさんは「大丈夫です!すいません!」と言いながら進もうとするがかなり痛そうなのでもう一度「休んだら?」とみんなが言うも「もうちょっとで知り合いが来るから大丈夫です」と言っていた。 するとそこに自転車に乗った初老の男性が「すいません」といってやってきた。 あ、知り合いが来たと思っていたら、そのおばさんが僕と若い女性に向かって「デート中すいませんでした」と言ってきた。 「いや、デートちゃいますよ、知り合いじゃないです」と言うとそのおばさんは不思議そうな顔をした。 とにかく知り合いもきたし、ピーナツくんもしばらくついておくというので僕も帰ろうとするとその女性が寄ってきてこう言った。 「実はさっきから男の人にずっとつきまとわれていて、今のうちに逃げてもいいですか?」 ん?どういう事や?と思ったが、「どうぞお気をつけて」と言うとその若い女性は走ってその場から離れていった。 そんなことをしていたらさっきの太った大柄な男性が警察を連れて帰ってきたので、もう大丈夫だと思い僕はその場を離れた。 そしてそのあと、ピーナツくんにまた劇場で会ったので、「あの後大丈夫やった?」と尋ねた。 すると「あの女の子って地下アイドルやったんですね!」 と言ってきた。 「どういう事?」と聞くとさっきの太った大柄な男性が警察を連れてきた後にピーナツくんに「さっきの女性はどこに行きましたか?」と聞いてきたらしい。 そして「わからないので電話して聞いてみたらどうですか?」というと「連絡先は知らないんです。」と言ってきた。 そしてよくよく聞いてみると実はその男性はその女性のファンで追っかけをしてるとの事だった。 どうやらさっきの女の子はその男につきまとわれていてその男性からなんとか逃げようとしていた時にその現場に遭遇したようだ。 そしてその男がいないすきに逃げていった。 おばさんが僕らを見てカップルと勘違いしたのも、ピーナツくんの話によるとその女性が僕の後ろにぴったりくっついていたらしい。 もしかしたらそのファンから隠れる為に僕の後ろにいたのかもしれない。 そして、あのおばさんの方はどうだったのかと尋ねると「おばさんは大丈夫でした。でもあのおじいさんがめっちゃ怒られていました」と言った。 どういう事かと聞くと実はおばさんとおじいさんは知り合いではなく、そのおじいさんが自転車でぶつかって逃げたというのである。 そのおじいさんは当て逃げ犯だった。 そしてその現場をたまたま見つけたその大柄な男性(ファン)がすぐに追いかけておじいさんを連れ戻してきて、さらに警察を呼んできていたらしい。 なんやこれはと思った。 知り合いかと思ったら当て逃げ犯。 犯人を捕まえ警察を呼んできて、この事件を解決に導いた大活躍男が女性アイドルを追いかけ回していた男。 変な話だ。 しかしまーとにかく警察が来て良かった、「では警察に行きましょう」とおばさんにいうと、そのおばさんが「今この時間にここにいる事が旦那にバレるとマズイ」といって拒否したらしい。 どうやらそのおばさんも訳ありだったようだ。 普通にこけた女性を介抱しただけだと思ったのに、自分たち以外の登場人物たちにそれぞれ訳がありそれがそれぞれ不思議と繋がっていて絡み合い…。 まさに事実は小説より奇なりのような話だった。

takeoshinanoさん(@takeoshinano)が投稿した動画 -

信濃岳夫のインスタグラム(takeoshinano) - 1月25日 02時32分


事実は小説より奇なりというような話。

昼前、僕がNGK近くを歩いていたら後輩のドーナッツピーナツのピーナツくんが、自転車でこけたであろう50代くらいの女性(以下 おばさん)を介抱していた。
僕もそこに近寄り「大丈夫ですか?」と声をかけた。
ふと気がつくと若い可愛い感じの女性も寄ってきて一緒に様子を見ていた。 「大丈夫です、すいません、ありがとうございます」と言うも、かなり腰を打ってたみたいでよろけながら歩くおばさん。 「座って休んだら?」と皆が勧めるも「大丈夫です!大丈夫です!」と言う。

そこに太った大柄な男性が寄ってきて「大丈夫ですか?救急車とか呼んだ方がいいんじゃない?」と言ってまたどこかに行った。

おばさんは「大丈夫です!すいません!」と言いながら進もうとするがかなり痛そうなのでもう一度「休んだら?」とみんなが言うも「もうちょっとで知り合いが来るから大丈夫です」と言っていた。
するとそこに自転車に乗った初老の男性が「すいません」といってやってきた。

あ、知り合いが来たと思っていたら、そのおばさんが僕と若い女性に向かって「デート中すいませんでした」と言ってきた。 「いや、デートちゃいますよ、知り合いじゃないです」と言うとそのおばさんは不思議そうな顔をした。

とにかく知り合いもきたし、ピーナツくんもしばらくついておくというので僕も帰ろうとするとその女性が寄ってきてこう言った。
「実はさっきから男の人にずっとつきまとわれていて、今のうちに逃げてもいいですか?」 ん?どういう事や?と思ったが、「どうぞお気をつけて」と言うとその若い女性は走ってその場から離れていった。

そんなことをしていたらさっきの太った大柄な男性が警察を連れて帰ってきたので、もう大丈夫だと思い僕はその場を離れた。

そしてそのあと、ピーナツくんにまた劇場で会ったので、「あの後大丈夫やった?」と尋ねた。

すると「あの女の子って地下アイドルやったんですね!」
と言ってきた。 「どういう事?」と聞くとさっきの太った大柄な男性が警察を連れてきた後にピーナツくんに「さっきの女性はどこに行きましたか?」と聞いてきたらしい。

そして「わからないので電話して聞いてみたらどうですか?」というと「連絡先は知らないんです。」と言ってきた。

そしてよくよく聞いてみると実はその男性はその女性のファンで追っかけをしてるとの事だった。

どうやらさっきの女の子はその男につきまとわれていてその男性からなんとか逃げようとしていた時にその現場に遭遇したようだ。
そしてその男がいないすきに逃げていった。

おばさんが僕らを見てカップルと勘違いしたのも、ピーナツくんの話によるとその女性が僕の後ろにぴったりくっついていたらしい。
もしかしたらそのファンから隠れる為に僕の後ろにいたのかもしれない。

そして、あのおばさんの方はどうだったのかと尋ねると「おばさんは大丈夫でした。でもあのおじいさんがめっちゃ怒られていました」と言った。
どういう事かと聞くと実はおばさんとおじいさんは知り合いではなく、そのおじいさんが自転車でぶつかって逃げたというのである。

そのおじいさんは当て逃げ犯だった。

そしてその現場をたまたま見つけたその大柄な男性(ファン)がすぐに追いかけておじいさんを連れ戻してきて、さらに警察を呼んできていたらしい。

なんやこれはと思った。

知り合いかと思ったら当て逃げ犯。
犯人を捕まえ警察を呼んできて、この事件を解決に導いた大活躍男が女性アイドルを追いかけ回していた男。

変な話だ。

しかしまーとにかく警察が来て良かった、「では警察に行きましょう」とおばさんにいうと、そのおばさんが「今この時間にここにいる事が旦那にバレるとマズイ」といって拒否したらしい。

どうやらそのおばさんも訳ありだったようだ。

普通にこけた女性を介抱しただけだと思ったのに、自分たち以外の登場人物たちにそれぞれ訳がありそれがそれぞれ不思議と繋がっていて絡み合い…。 まさに事実は小説より奇なりのような話だった。


[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield)

>> 飲む日焼け止め!「UVシールド」を購入する

656

71

2017/1/25

信濃岳夫を見た方におすすめの有名人