HAIMURUBUSHI はいむるぶしのインスタグラム(haimurubushi_resorts) - 12月10日 09時30分

小浜島は結願祭や盆に沖縄地方特有の味わいをもった諸種の民俗芸能が伝えられている芸能の島。島人は小さい頃からお祭りに参加し、島の伝統文化を親から子へと口伝で引き継ぎます。最も芸能が盛んに行われるのは、一年間の願を解き、翌年の豊穣を祈願する「結願祭」。結願祭とは神に願いをかけ、願いが叶った後、その願いを解く祈願の総まとめ的なお祭り。小浜島の結願祭は「節」と「結願」の元々2つの行事が、明治初期頃1つになったといわれています。
3日間の日程で行われる結願祭では、北と南の二つの部落に分かれて芸能を共演。県内外より地元出身者が帰島するため、集落がとても賑やかになります。小浜島の結願祭は、平成6年12月に文化庁から国の「重要無形文化財」に指定されました。結願祭は旧暦8月の戌亥のスクミから始まり、翌日の己子のショウニツには、舞台で数多くの芸能が神へ奉納されます。沖縄県内でも珍しい行事で、2日目に行われる己子のショウニツ(正日)は、一般の方も見ることが出来る奉納芸能が行われました。
動画は今年の結願祭の2日目に開催された「己子の正日」の様子です。次回の結願祭に合わせて来島していただき、神々が集う芸能の島時間を体感してください。
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