市川実和子のインスタグラム(miwako_ichikawa_) - 12月7日 13時45分
想い出長文。
先日のおきなわへの旅は、
「あさちゃんのごはん、予約とれたよー!」っていう、Yの声とともに始まって、わたしたちは彼女といっしょに、あさちゃんのごはんが食べたくて、それぞれの場所から、南の島にあるあさちゃんのお店「胃袋」に集まったのでした。
その夜、あさちゃんは、
「今日は懐かしい感じの料理」って言って、
信じられないくらいパリッと揚がったコロッケや、牡蠣がはいった甘い、甘いシチューや、いろんな味のするおいしいおかゆ、それと香菜がいっぱい詰まった鯛を焼いたのと、しょうがとミントが効いた、おきなわのくだもののシャーベットを作ってくれた。
わたしたちは食べて、それから「胃袋」を出て、
それぞれの時間に、それぞれの場所へと帰っていった。
かたちがない想いでいっぱい、ぐにゃぐにゃで。
纏まるわけもなし、纏まるひとたちでもなし、纏まるはずもなし。
数日たってもまだ、
わたしはぐにゃぐにゃのまんま、
あゆみのお庭の月桃の実のお茶を飲んでいる。
いいにおいの赤いお茶。
月桃のかおりって、
いつも思うのだけど、不思議にとっても遠い感じがする。
確実にここに在るのに、
なんか遠くて、走馬灯のような感じがしてしまう。
それは、あさちゃんの、たましいが剥きだしの料理を食べたときの感じにどこか似ている気がする。
とにかく、
変な日本語かもだけど、
わたしたちはあの日、
みんなであさちゃんのごはんを食べた、あの場所に在った。
それは稀有で、いえーい!な夜の出来事だった。
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2016/12/7