ママリのインスタグラム(mamari_official) - 9月9日 21時30分

他人だからこそ話せることがある、反対意見の多い新生児訪問の本当の目的 #ママリコラム
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新生児訪問は、赤ちゃんが生後約1ヶ月の間に、保健師さんが各家庭に来て赤ちゃんの成長の度合いやママの育児の悩みを聞いたりするものです。
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この赤ちゃん訪問は、母子保護法という法律で定められて事業ですが、訪問という形態がゆえに賛否両論あるようです。
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今回は、新生児訪問を受けて感じたことをお話しします。
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今でこそ、育児に少しだけ余裕がでてきましたが、新生児訪問を受けた時期の私は、慣れない育児にげっそりしていました。
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産後、里帰りをしなかった私は家で子供と2人っきりの生活で、出産を経験している友達が少なく、結婚を機に現在住んでいる場所に引っ越してきたので周りに頼る人がいませんでした。
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そんな中、新生児訪問で保健師さんが来てくれたことは私にとってとても意味のあることでした。
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最初に「妊娠中から産後の話を聞かせて下さい。」と言われ、
妊娠中に入院したことや自宅安静時期があったことなどをお話ししました。
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妊娠中に大変な思いをし、それをお腹の中にいた息子が耐えてくれたからこそ元気に生まれて来たことを思い出せた気がします。
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生後間もなくて初めての子供で不安だらけで
なかなか思い通りに行かなくてイライラしたり落ち込んだりするけど、
こうやって話を聞いてもらえるだけで救われる気がしました。
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小さめに生まれた息子でしたが、
しっかり成長していてとても安心したと同時に、
保健師さんに「お母さんよく頑張りましたね」と言ってもらえてとても嬉しかったです。
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周りに悩みを相談する相手がいなかった私が当時悩んでいたのは、母乳の出具合でした。
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その当時、完全母乳を目指して混合で育てていたので
「体重も順調に増えているし、母乳の出も悪くないから完全母乳でいけるよ！」
と言ってもらえたの事がとても救いでした。
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また、育児書には載っていないこともたくさん教えてもらえたので、
私はとても役に立つ良い制度だと実感しました。
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産後、自宅に家族以外の人が来たことがなく、
唯一家族以外の人とはSNSなどでコミュニケーションをとるだけの生活だったので、
家族以外の人と話すことがとても新鮮に感じたことを覚えています。
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身近な人には話しにくいことってありますよね。
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私の場合そうでした。
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保健師さんは、子供の定期検診など保健所で会う可能性がゼロではないけれど、
頻繁に会う関係ではありません。
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だからこそ、自分のその時の悩みを話せた気がします。
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産後間もない時期は、自分では気づかなくても、肩に力が入りすぎていることが多いです。
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ママは出産という大仕事を終え、小さくてふにゃふにゃな赤ちゃんを守ろうと精一杯。
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24時間体制の育児で、体力的にも精神的にも知らず知らずのうちに追いつめられていたりするものです。
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そんなママにとって新生児訪問は、自分の育児に自信を持たせてくれたり、
赤ちゃんへの愛情を再確認したりする機会になると私は思います。
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核家族が多い現代、周りに気軽に相談する相手がいなくて私のような思いをした人も少なくないと思います。
新生児訪問が、そのようなママの救いになるといいなと思います。
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ライター: miyae
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http://mamari.jp/16619 * * * *
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