ママリのインスタグラム(mamari_official) - 8月5日 22時54分

保育時間10時間の我が子はかわいそう？「親子の触れ合い」ってどうやったらできますか？ #ママリコラム
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私は3歳の娘を保育園に預けて働いている母親です。
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私は、経済的なことをはじめ、いろいろな事情を考えて「子供を預けて働く」ことを自分で決めました。
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子供に申し訳ないと思いながら働く私に、保育園の先生方は「一緒にいられる時間の質を高めれば大丈夫ですよ」と言ってくださります。
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でも実際には、家事をしたり子供にイライラしたりで、「質の高い時間」を過ごせていると思えないのが正直なところ…。
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通勤に1時間ほどかかるので、3歳の我が子の保育時間は10時間…
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でも娘が保育園へ行くのを嫌がったり、周りから「そんなに長く保育園へ預けるなんてかわいそう」などと言われるたびに、自分はベストな選択をできているのかどうか不安になります。
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普段親子の時間が少ないからこそ、仕事から帰ってからは、子供の話をよくきいて受け止めてあげることが大切だということはわかっています。
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でもこれは、私にとっては難しいことでした。
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我が家は核家族で、実家や義実家も遠方にあり、夫以外に子育てをサポートしてくれる人はいません。
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その夫も毎日帰りが遅く、子供が起きている時間に帰宅することはほとんどありません。
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平日はほぼ1人で家事をし、「悪魔の3歳」といわれるワガママ放題の3歳児の相手をする…
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正直、娘を受けとめてあげる余裕がないんです。
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仕事が終わって、お迎えの時間に間に合うように保育園へ駆け込み、子供の顔を見た瞬間はすごく幸せです。
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「会いたかった」という気持ちでいっぱいになるし、これから寝るまでの時間はたくさん子供の相手をしてあげようと思います。
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でも、帰りのお支度をしているうちに、だんだん心が曇っていきます。
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「かえりたくない！もっとあそびたい！」
「おかしをもっと食べたい！」
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と、何度も何度も駄々をこねられながら、帰宅して、夕食を作って…やっとごはんを食べ終えたとき、私はこう思います。
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「子供と少し離れたい」
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長い時間離れていてやっと会えたのに、ひどい親ですよね。
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毎日対立してばかりの私たち親子ですが、私も子供もすごく安心して幸せな気持ちになれる瞬間もあります。
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私たち親子の「触れ合い」は、出産シーンの再現遊び
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夜寝る前に布団の中で「たまご」という遊びをします。
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まずはふたりで体をぴったりくっつけて、私は妊婦さんに、子供は胎児になりきります。
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「赤ちゃんに早くあいたいな」
「男の子かな？女の子かな？」
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といいながらお腹を撫でるフリをすると、娘はすごくうれしそうな顔。
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この遊びをしていると、妊娠中毎日おなかに話かけていたこと
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娘が産まれてうれしさで胸がいっぱいだった瞬間を思い出します。
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あの時は、娘がただいてくれるだけで幸せだと心から思っていました。
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今でもその気持ちは変わりませんが
娘に対してイライラしたり叱ってしまうこともあり…
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その気持ちがなかなか伝わっていないように思います。
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この遊びは
「お片づけをする子だから好き」
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「ママのいう事をきく子だから好き」ではなく
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「どんなあなたでも好き」だという無条件の肯定を強く伝えられる気がします。
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条件付きではない愛情を子供へ伝えるために「親子の触れ合い」は欠かせないことなのかもしれません。
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私は毎日の生活にいっぱいいっぱいで
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常に「質の高い親子の触れ合い」をすることはできません。
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でも、パーフェクトな母親ではないからこそ、我が子を無条件で受け入れる時間だけはしっかりとり続けていきたいと思います。
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ライター: yomuko
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http://mamari.jp/18539
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