MITOMI TOKOTOのインスタグラム(mitomitokoto) - 6月9日 16時04分

僕の父の為に皆さんからの暖かいコメント、本当にありがとう。
今日は少し父と僕の話をしたいと思います。
長年日本で過ごしてきましたが、今が僕の友人たちやCYBERJAPANのファンの方たちにお話しするタイミングだと思いましたので、よかったらお付き合いください。
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こんにちは、僕の名前はトコト・グランブラです！
僕の父の名はピエール・グランブラといって、フランスで最も成功した、国民的に有名な映画＆テレビプロデューサーの一人です。
多くのフランス人が父の映画やTVドラマを観ながら育ったので、父を「フランス最後のTV・映画王」と呼ぶ人たちもいます。
父の人生はさながらハリウッド映画のようで、成功と、女優やモデルといった沢山の美しい女性たち（僕の母もそのうちの一人: 三富邦子）、また父の代表作「スローガン（Slogan）」のセルジュ・ゲンズブールやジェーン・バーキンは知ってる人も多いと思いますが、他にもニコール・キッドマンやマリオン・コティヤールなど、父はここには書ききれないけど本当に多くの人たちを世に輩出にしてきました。
とにかく僕にとってはかなり派手な父でした。
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そして先週の土曜日、父は安らかに永遠の眠りにつきました。
僕は少し覚悟はしていて、ここ一年ほどはできるだけ沢山帰国して一緒の時間を過ごしていました。
フランスで著名な父にとってひっそりと静かなお葬式をすることは不可能で、今はテレビやニュースサイトや新聞が父の死について報じていて、僕はできるだけ冷静でいようと思っているけど、ちょっと難しいです。
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僕が日本に来たのは1995年の1月。フランス人の父と日本人の母のハーフなのに日本のことを全く知らなかった僕に、父は日本の生活を経験するチャンスを与えてくれました。
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僕は日本では母方の姓である三富を名乗り、CYBERJAPAN を立ち上げ、素晴らしいTEAM出会い共にここまで走り続けることができました。
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僕が日本で三富の姓を名乗ったことに対して当初父は怒っていましたが、僕は偉大なる「ピエール・グランブラの息子」ではなく、１人の男として認められたかった。
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そんな僕にチャンスを与えてくれた父に、言葉では言い尽くせないほど感謝をしているし、少しでも父に「自慢の息子」と思ってもらえていたら、とても嬉しいけれど。
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あまり上手く言えませんが、世間的には偉大な人だったけれど、僕にとってはとても優しい父でした。
僕の名前はトコト・グランブラで、僕も皆と同様に父親を尊敬する息子です。
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Tokoto

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