手紙社のインスタグラム(tegamisha) - 3月3日 19時13分

【本とコーヒーtegamisha】
「これは草に埋もれた薬草店の物語です
道に迷ったら草の香りが道しるべ
鼻をくんくんすれば　きっと辿りつくはずです」

そんなメッセージから始まる『香りの扉、草の椅子』（地球丸）は、蓼科にハーブショップを構える萩尾エリ子さんによる、読み手に語りかけるような、生き方の物語。年齢を重ねた手が摘んだばかりの草花を持つその表紙をはじめ、緑の息遣いや湿った土の香り溢れる写真にも、自然とともに暮らすことの尊さを感じずにはいられません。
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