末吉 弦太のインスタグラム(gtx_777r) - 12月16日 22時08分

もう10年くらい被写体として付き合ってくれていたグレー白のハチワレ、マロが12月2日に静かに息を引き取りました。

いつ、どこで生まれたかもわからないけど、大量連れ去りや虐待事案が何度も起こる過酷な場所で、相棒のマタと一緒によう生き延びたな。マタが先に逝ってからは緩やかにしぼんで、最後に会った日はもう老いに勝てずボロボロで、それでも「マロっ」て呼んだら、いつも通り可愛げのない声で返事してくれたね。
最後の最後には立ち会えなかったけど、きちんと挨拶ができて良かった。やっぱり「さよなら」じゃなく「またね」って言いたいから、言わせてもらうよ。いつかまた。どこかで。

同じ場所に捨てられた、同じグレー白の子猫・グレッチはまだウチにいるけど、縁もゆかりもないのに何だかマロの形見に思えてしまって手放しにくいな。

10数年の間に一体どれほどの野良っこたちと出会い、別れてきただろう。

また今度。また明日。あとでね。
そういって二度と会えなくなった子も沢山いる。そういう切なさを何度も何度もなめるうち反応が薄くなっていって、時々「猫に愛情がないの？」なんて言われることもある。

泣いたら「良い人」なんかな？

とは、映画「ぐるりのこと」の一節。
泣くのは自分を納得させるため。なんてことも言っていたっけ。

涙や嗚咽を身体の外ではなく、胸の内へと静かに沈めていく。そんな泣きかたもあるんだってことを若い頃はうまく説明ができず、いっぱい誤解されてたな。そしてたぶん、今も。

まあ、ボクがどんな風に誤解されても別にいいのですが、外で暮らす子たちの環境は人がどうこうしないでも明日どころか一瞬先さえどうなるかわからない厳しいものです。静かに旅立つことのできたマロは幸せな方でした。

そんなハードボイルドな野良っこライフが人間の悪意や無責任な行動で乱されることのないよう、繰り返しになりますが、猫たちのいる場所をむやみやたらに公開しないことをお願い申し上げます。

場所を宣伝して、有名になっても、無責任な人たちが「ここなら世話してもらえるだろ」って家族をゴミのように捨てていくだけ。場合によっては弱虫が自分より弱い立場の野良っこをイジメにくることだってある。
野良っこたちのいる場所をシェアしても良いことなんかひとつもありゃしません。
シェアするならば、野良っこの逞しく生きる姿だけを。そして願わくば、どうぞ野良っこたちへの思いやりをシェアしていただけたなら幸いです。

Please share this mind.
"I don't publish the location about stray cats and animals for safety of them"

为了在外生存的流浪猫和其它动物们能够平静的生活，不会公开摄影的场所。

#僕らの居場所は言わにゃいで
#猫のいるとこ教えにゃい
#? #? #? #?
#写真好きな人と繋がりたい

[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield)

>> 飲む日焼け止め！「UVシールド」を購入する