【ちょっとした贈り物】ちょっとした贈り物って意外と難しいです。相手に負担を感じさせないように、まさに“ちょっとした物”であるべきなのですが、それを選ぶにはけっこうちゃんと考えないといけない。ちょっとしてるんだけど、ちゃんと素敵な物。老若男女にウケの良い銘菓はやはり安全牌でしょう。ただ、できることなら定番ではなく、ひと捻り効いたものを選びたい。まあ要は、この人センスいいって思われたいわけですね、ええ。もちろん相手の好みも考慮しつつですが、個人的には ①パッケージがフォトジェニックであること、②それに伴い中身もワンランク上であること、③ただし価格はちょっとしていること。この３つを基準に選ぶようにしています。最近出合った中で、これは使えるんじゃないかと思った品があります。ブルックリンのチョコレートブランド、CACAO PRIETO @cacao_prieto のFruit & Nuts Barks。Barks（バークス）とは、ナッツ入りの板チョコのこと。先ほどの３つの選択基準に準えると、まずパッケージが抜群に洒落ています。ブルックリンのアーティスト、ソフィエ・ブラックオール氏 @sophieblackall のイラストで、実は裏面がポストカードになっているんです。贈る際にメッセージも添えられる、なんとも粋な計らいです。次に、中身もこれまた素晴らしい。ブランドの設立者であるダニエル・プリエト氏は元NASAのエンジニアという稀有な経歴の持ち主。広大な宇宙をも凌駕するチョコレートへの情熱はぜひ一度取材してみたいところですが、注目したいのは、カカオ栽培からパッケージングまで一貫して自社で手掛けるこだわり。ドミニカの自社農園で収穫されたオーガニックカカオ豆とオーガニックきび砂糖がブルックリンの工場に運ばれ、ひとつひとつ丁寧に作られたのがこの商品です。72％のダークチョコレートに、大粒のフルーツとナッツがふんだんにトッピングされたシリーズは、全5種類の豊富なバリエーション。写真はヘーゼルナッツとレーズンのタイプです。甘みを抑えたコクのある香ばしい味わいは、コーヒーにはもちろんウイスキーやビールにもよく合います。そして、肝心のお値段は1,700円。普通の板チョコと比べれば高級ですが、ちょっとした贈り物には実にちょうどいいんじゃないでしょうか。作り手の心が贈り主の想いにのせて伝わっていく、ものづくりの温もりを感じる逸品です。（編集H） #cacaoprieto #chocolate #SPURスイーツ部#SPURおやつ部

spurmagazineさん(@spurmagazine)が投稿した動画 - 2015/09/20 13:50:08