鈴木雅仁のインスタグラム(suzuki_masahito) - 7月24日 18時06分

僕が入寮したのは2002年でした。
当時ピカピカの寮も今年で16歳。
管理人さんが7月で退任。16年間ありがとうございました。

上京した時、3月から半袖。京王線のホームがどこにあるか分からず、入っても6本ホームがあり訳が分からなかった。

06年に卒業して今年で9年がたつ。
11年からオフ期のトレーニングをさせてもらい4年が経つ。

強制より、自主性が強い明治。上下関係が厳しいと評判みたいだけど… この程度で厳しかったら未来はもっと厳しい。若いうちに自分を厳しい状況に身を置けるかで未来は大きく変わるはず。大学生の4年間は時間もあり、奇跡の時間だと思う。

今は笑い話。なんて事も楽だと生まれない。苦楽と言うけど、苦しいからこそ、楽しいことがうまれるはず。

僕は大学生でも、エネルギッシュでギラギラしていている選手が沢山出てきてほしい。
高校までの半ば強制教育から、大学生になり、緩くなった分、自分に甘えどうしても運動量が減り体系が乱れる選手が大半だと感じる。
若い世代の底上げこそが業界の活性化に繋がり、レベルもあがる。
僕に遠慮することなく、トレーニングを一緒にやりたいと言ってくる学生がほしいと願っている。好奇心旺盛で生意気でも一生懸命な奴ほど可愛げがあるものである。
知識と経験が未熟な中で、自分の殻に閉じこもるのは成長の妨げになる。とにかく、知恵と経験のある人と接することで得られるヒントは大きいはず。

僕らは、ただプレーするだけではなく、未来が明るい場所だと思える、夢のある環境の構築も、僕ら先輩がしていかなければならないと思う。
身内でケンカしていたり、プラスにならないエゴに時間を費やしている場合ではない。世界はどんどん進歩し驚くスピードで進んでいる。僕らが業界の為に何かプラスになることをするのも役割でもあると思う。
これからの日本を背負って行くのは次の世代、子供達。ネクストジェネレーションです。

情熱、向上心。1番大切なのは大好きかどうか。

身体と神経のバランスが崩れ始めてくる年齢を迎え、どこまで精神力が続くか。

昨日の自分を超え、去年の成績を超えること。

明後日に出国です。

ありがとうございました。

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